中年合宿1ファック目

今日から中年合宿。日取りと参加者以外、何一つ決まっていないという恐ろしい旅行。東京駅で集合し、近くに停車している車まで移動すると、ヨガ原さんが聞き違いのように一心不乱に箱を殴打していた。この旅の行く末を予感させる、危険な光景。

ある者は箱を叩き、ある者は太鼓を叩き、ある者はタンバリンを叩きながら、「房総の海」という、全く以って具体性に欠ける目的に向かって車は千葉をひた走る。そんな車中で「デトロイド・メタル・シティ」を読んだ。1秒間に10回レイプ言うくらいファックだった。

途中で車の運転もした。海沿いの、狭くて急カーブの多い道、しかも雷雨を伴う猛烈な大雨でコンディションは最悪。縁石を踏んづけて激しくジャンプしたぐらいで済んだのは幸運というより他ない。……もう身内以外を乗せての運転は絶対しねー！

そのうち雨も止み、宿泊するのに手ごろな道の駅を発見。寝床を確保したところで近場の温泉へ。洞穴っぽいところの奥にあるという、ロケーション的にはかなり最高だったのだが、肝心のお湯が温くてイマイチだった。

晩飯は近くのスーパーで晩飯をしこたま買い込む。コンロも買って、1本30円の焼き鳥を炙って食ったら旨かった。そして道の駅の軒下にテントを張り、車中と二手に分かれて寝る。