こたつ来たよ

そろそろ寒くなってきたので、衣替え兼大掃除。ゴザ取り込んで、雑巾かけて、カーペット敷いて、ついでに浴槽も磨き倒す。言葉にすると一文だけど、わりと半日ぐらいかかった。


で、カーペット敷いたからこれでしばらく安泰だわいとか思っていたのだが、夜になったらめちゃめちゃ冷え込んできた。たまらなくなったので、コタツを出した。例年に比べるとだいぶ早い気がする。しかし、ぬくぬく快適。危険。


昨日の電車往復の間に、村山由佳の「永遠。」読了。2002年に上映された「卒業」という映画のサイドストーリー。当時、映画の特集が組まれた女性誌の付録小説(!)として書かれたものが、この度単行本化されたもの。でも、映画を知らなくてもきちんと読めるようになっている、というか、自分はあとがき読むまでその存在を知らなかったし。元は付録というところからわかるとおり、100ページ少々という超短編。本当にワンエピソードなんだけど、その中にきちんと村山小説の良さが生きていて、ひとつずつ描写が瑞々しい。あっさり読めて、すっきりリフレッシュ。いい作品です。ケチ臭いこと言えば、この分量ならもうちょっと安くてもいいかも。あるいは電子書籍としてダウンロード販売とか。


永遠。 (講談社文庫)

永遠。 (講談社文庫)