今期は無機物の大勝利ですね

何日かの間、謎の重複日記が表示されていたような気もするが、多分錯覚。


で、書こう書こうと思ってるうちにもうすぐ1月終わり、な2008年1月期新アニメ感想。

いかにも今風で基本に忠実なキャラたち。煮え切らない主人公に、チャランポランな親友、ヒロインはデンパとヤンデレ(推測)、密かに主人公に恋心を抱く親友の彼女。なんというハーレムアニメ!こう書くとけなしているようにしか見えないが、実はかなり気に入ってる。言葉に出さない心象描写、キャラの何気ない立ち居振る舞いとかも計算された感があって、妙に続きが気になるというか。他にどこが?と言われてもうまく答えられないんだけど、なんか興味を引かれる。きっと、単純におもしろいってことなんだろうね。あと、絵がずば抜けてキレイなのもポイント。とりあえず愛子推しとく。

導入で秋元羊介関智一の掛け合いを見せられて、「ずっと付いて行きます!」と思ったのだけれど、なんかストーリーは無茶苦茶やなぁ……。まあ、きっとそのへんはどうでも良くて、純粋にキャラを楽しめればいいんだろう、多分。主演の伊藤静は意外とはまってる。ヒナギクみたいな優等生タイプから、この女王様キャラまで、演技の幅の広さにビックリ。クセのない透明な声質が幸いしてるのかも、と分析。あ、キャラデザが黒田和也だ。

佐藤竜雄が監督といわれて、期待しないことがあろうか、いやない(反語)。そんな状態で見たにも関わらず、期待を裏切らないどころか、むしろ思っていたよりずっと良かった。……と、1,2話は思っていたのだが、それ以降、若干失速気味。でも、これは外せないと思う。死後の世界からの手紙(文、フミ)を届けるから、シゴフミ。切なくて悲しいけど、どこか心が洗われるようなそんなエピソード揃い。きっと最後はまたおもしろくなる、はず。あと、同番組のネットラジオパーソナリティが植田佳奈浅野真澄という鉄板タッグなので、こっちも。ところで、カナカかわいいよカナカ。無機物だけど。

世の酸いも甘いも噛み分けたホロが、寂しさから時折見せる子供っぽさが最大の見所!と分析。小清水はがんばってると思うけど、ちょっと違うんだよなぁ。柚姉だったらどうだろうとか妄想しつつ、こういう雰囲気で魅せる作品は好き。まったりしすぎて退屈しないか、そこはちと不安。

OPが物議を醸しているようだけど、あれは手堅くまとめた結果だと思っている。もっと大胆にアレンジしても良かったと思うけど、それはそれで文句つける奴いるだろうし、難しいね。で、リメイクにあたって若干キャラの性格が変わっているようで、ガンちゃんはずいぶんだらしなくなってた。前作のかっこいいガンちゃんのほうが良かったんだけど、ああいう堅物は今風じゃないってことなのかねぇ。でも、3人組+ドクロベーや、お約束のギャグみたいなのはすべて健在で、そのへんはかなりうれしかった。対する善玉はキャスト全部入れ替えだったけど、総じて違和感ないというか、ツボ過ぎて参った。ていうか智秋さん、あんた何やってんのwwww

見たことはないけど、名前は知ってる。確か古いアニメじゃなかったっけ、なんで今更再放送?と思ったら、どうやら地上波に乗るのは初らしく、各所UHFで同時放送中だった。ミリタリー物なので、テロやら戦争やらの影響で放送のタイミングを逃していたらしいと聞き、なんか納得。広がりを見せつつあるシリアスな伏線と、日常パートの交錯具合が絶妙。テンポいいし、キャラクターも魅力的、CGもかっこいいわで非の付けどころなし。これはおもしろい!そんな中、GONZO制作と聞いてびっくり。やればできるじゃん、というか、昔は出来る子だったんだなぁ……。

制作スタッフは変わったが、キャストは変わらず。残念。なんとなく無印よりキャラデザがいい気がする。が、やっぱり声とキャラが合ってなくて、しょっちゅうイライラ。それでも見てるのは自分でも謎。

前作もハイクオリティで突っ走ったけど、今度は更に気合入ってる気がする。絵の枚数がすげえ!マシンガンなテンポもすげえ!りょーこたんのかわいさもすげえ!ちょっと不当に過剰なサービスカットが気になるけど、エロいに越したことないよね!!