6時に起こされて、寝ぼけ眼でふんどしを装着する。人生初ふんどしは何の感慨も無かった。あ、ちょっと履き心地はいいかもしれない。我々に加えて一般客3人、宿の親父さん(神官なんだろうか)に連れられて滝を目指す。道すがら、各所で薀蓄を語っていただいた。


山歩きすること30分ほど、修行場の滝に到着。道中は軽く汗ばむくらいだったが、日の当たらない箇所のためか、かなりひんやり。しかし、滝は想像していたものに比べるとかなり小さくて、流れも弱い。ちょっと儀式っぽい体操をしながら、ひょっとして余裕?とか考えていた。そしていよいよ水に入る。冷たい、冷たすぎる!滝に入ると、その流れの強さにへこたれそうになる。目はつぶらないで、と言われていたが、自然と瞼は閉じてしまう。滝に打たれながら、予め教えてもらっていた呪文のようなものを唱えるわけだが、震えて声が出ない。なんとか終えて外に上がると、足がガクガクふるえて仕方が無い。意識が遠のきそうになりつつ、合計3セットの滝行を終えた。これって体の悪い人がやると、本当に死んじゃうんじゃなかろうか。タオルで体を拭きつつ、太陽の光に当たってそのパワーを再確認。確かにこれくらいやらないと修行にはならないのかな。


その後、神社参りをして、親父さんの胡散臭い話を拝聴、宿に戻る。美味い朝食をいただいてから宿を発つ。宿の愚息はちょっとだけ名残惜しそうだった。「また来るでしょ?」なんて聞いてたりして、かわいいもんだ。


帰りはヨガ原さんの車に乗っけてもらう。寝たら運転者とナビやってるザキ君に悪いと思いつつ、少し寝てしまった。疲れてたんで勘弁してください。思ったより早く、国立へ帰りついた。そういえばここに来るのはひさしぶりなような。そしてUFOでサード三昧。せっかく滝で払った業をすっかり補給してしまう。日々退化しつづけるF藁のぶっ放しにビビリつつ、勝ったり負けたり。まこぴーにまとわりつかれると何もできねぇ。


ビルディーで軽く昼飯食って、肉館へひさびさの訪問。あいにく館長はお眠だったが、有無を言わさず侵入。ごめんなさい。rovinオススメの美味しんぼをだらだらと眺めて、高橋愛お誕生日をソースカツ丼で祝って(サーモンのバター焼食いたかったのに…)、ハロモニのビデオ見て、深夜に力尽きるように寝る。