Accessによる帳票出力システムの改造を担当することになったので、どのへんに手を入れないといけないか、ソースの確認。皆からスーパーSEと呼ばれる、優秀な先輩が以前製造したもので、中身は難しいんだけど読んでいるだけで勉強になる。こういうロジカルなコーディングができるようになりたいもんだ。その他、組織改変に伴うフロア移動のため、午後はお引越しの準備。位置的には数列移動するだけなんだが、業者に任せるために梱包するのがめんどくさい。午後はさっぱり仕事にならなかった。


昨日のNASについて書き留めておきたい。買ったのは、アイ・オー・データのHDL-160Uという製品。このへんを見てもらえば概要はわかるかな。NASとはNetwork Attached Storageの略で、ネットワークに直付けするHDであり、簡易ファイルサーバのようなもの。僕の用途としては二つ。一つは母艦とノートPCの両方で共有したい、あるいは両方からアクセスしたいデータを置く。例えば2ちゃんねるブラウザのログとか、MP3とか。もう一つは、バックアップデータの保管先。今時のPCのHDを丸々バックアップしようと思ったら、DVDでもかなりの枚数になってしまう。手間とコストを考えると、外付けHDへの保存が一番現実的だと思う。で、実際に使用してのインプレッション。設定の簡単さだが、まずまず親切ではなかろうか。基本的なネットワークの知識なしでも、おそらく初期設定のままで使える。ファンレスなので、静音性はすばらしい。足元に置いているが、机の下に潜らないと音は聞こえない。転送速度はそれなり。ビットレート4Mbpsのmpeg2動画を再生しても、コマ落ちは発生しない。ただ、Janeを開く時に、明らかに反応が悪くなった。ローカルだと0.5秒で開いていたログが、NASだと1秒程度かかる感じ。気にはなるけど、問題ではないかな。これは覚悟していたことだが、テレビのキャプチャ動画を直接記録はできない。いったんローカルに記録した上で、コピーする必要がある。これはキャプチャソフト側の仕様であり、妥当なものと思えるので仕方がない。バッチでコピーしようかとも思ったが、その手間を考えるくらいなら母艦PCを立ち上げた方がはるかに早そうだ。単純な外付けHDと比べるとかなりお値段が張るが、それだけの機能を有している。トータルで見れば、かなり満足している。