約10日ぶりとなる出勤。かったりいなあと思いつつ、午前中はメールの処理に追われる。ボケていた頭も、午後からはなんとなく戻ってきた。夕方には結構暇になったので、某ゲームの確率についていろいろと考えてみたりした。


そういえば会社の周りで今日は黒い服を着た人を大量に見かけた。何事かと思ったら、どうやら会社の側で元チェッカーズクロベエこと徳永善也さんを送る会が開かれていたらしい。解散からもう10年以上経つと思うのだが、いまだに根強いファンがたくさんいるのだなあと感心した。


昨日の話になるが、この秋「げんしけん」がアニメ化するらしい。某山とか某O石とかが薦めてたような気もするが、読んだことなかったのでブックオフで立ち読みしてみる。表紙から中身が伝わってこないし、そもそもタイトルが意味不明だし、まったくの予備知識なしで読んでみた。ストーリーは、大学生になった主人公が現代視覚文化研究会、通称げんしけんというヲタサークルに入部するところから話が始まる。サークルにはレイヤーやら絵描きがいて、皆で同人誌即売会参加したりとか、アキバにゲーム買いに行ったりといった日常が描かれてる。もちろん漫画的な味付け(容姿端麗で見た目さっぱり「らしく」ないヲタとか、そいつにあこがれるギャルとか)は存在するけど、基本的にヲタもそのライフスタイルも、あまりにリアル・リアリティ。っていうか、どれもこれも身に覚えがあるうううううううー!これだけ見事に描写しきるとは、作者も相当濃いんだろうなあ。魔法の修行のために女子高の先生になったり、ある日突然12人の妹に囲まれたりするのも素敵な夢の世界かもしれん(個人的にはどーかと思うけど)。しかし、そういった漫画読者の大多数はヲタ(断言)。だったらそのヲタにとって、まったくありえない夢の世界でなく、リアルなラインから共感を覚えさせる"ヲタ漫画"というジャンルはアリなのかなあと思った。あ、これってばやっぱり"究極超人あ〜る"へのオマージュ入ってるよね?