キャンプ!その2

野外生活2日目。7時過ぎに目が覚めたら、ほとんどみんな起きていた。こういう環境だとみんな健康的なライフサイクルになるらしい。


で、朝食は豚汁。例によって火をおこして、米を研いで等々やっていたら思いのほか時間を食ってしまい、結局飯にありつけたのは10時ごろだった。ワイルドに米に豚汁ぶっかけて食べたら美味かった。まあ、単なる紙皿の節約なんだが。


朝食が遅くなったので昼飯は抜くことにした。これまでの経験から、ガンガン煮込む以外のアクションをとる場合は、直火だと火力が強すぎるため、炭火焼きにしないといけないということが判明した。というわけで風呂部隊と晩飯準備部隊に分かれ、風呂部隊は車で近くの温泉へ行き、残された晩飯部隊は炭の作成にとりかかる。僕は炭部隊に入り、炎天下でもくもくと炭職人となる。そう、夜は凍えるほど寒いにもかかわらず、昼間は半そででも汗をかくほど暑い。温度差はおそらく15度以上あっただろう。だんだん嫌になってきたので、音楽を聴きながら何も考えずに作業することにした。炭作成マシーン。


そのうち風呂部隊が帰ってきたので、入れ替わりで風呂へ。しかしGW中の温泉なので、激混み。1時間待ちなので整理券だけもらって、駅前まで食材の買出しに行く。一応スーパーだったのだが、なんか観光地価格でえらく高い。そして品数が少ない。我々が10人分の野郎をまかなうだけの材料と酒を買い込み、他のキャンプだかバーベキューの団体客もゴッソリ買い込んだため、店の肉が物理的に消滅した。買占めプレイ。


その後、温泉へ行くが、ゆっくり浸かっている間もなく、あっさりあがる。で、キャンプ地へ戻って調理開始し、6時ごろに安定のキムチ鍋が完成。このころは既に、川の水を使って料理することになんの抵抗も感じなくなっていた。大自然万歳。


で、この間に先代部長やらFDOやらが途中参戦したため、寝袋の数が2つばかり足りなくなる。いくらテントの中でも、寝袋なしではマジで凍えるような温度。しかたないので、入れ替わりで火の番をして、起きていることにする。味噌を火であぶったのをつまみにヤケ酒をあおり、なんとか1時くらいまでは起きていたが、そこで限界。リタイヤ宣言してテント入り。後はどうなったか知らん。