巨大綾波は巨大カントクのオマージュ

課会あったぐらいで、後は暇してた。来週からは忙しくなるっぽいので、今週ぐらいはいいでしょう。定時に帰る。


ドコモから、春先に噂に上がっていたスマートフォンが発売になった。サーバとセットで法人販売オンリーで、一般へ売る予定はないらしい。そこまで興味を引かれるスペックでもなかったのでそれはどうでもいいのだが、大事なことに気付いた。ドコモ(というかウィルコム以外)だと、データ通信が定額にならないじゃん。日本は通信料が高すぎる。端末の代金を下げて、通信料で稼ぐというビジネスモデルである以上、しかたのないことだけど、端末が普及しきってパイの取り合いになった今、いつか破綻するのは目に見えている。ウィルコムソフトバンクあたりが、そういう現状を打破してくれるのを期待して待つこの頃。


某サイトでの評判を聞いて、安野モヨコの「監督不行届」を買ってみた。建前上フィクションとなっているが、それは脚色も一部含むよという意味で、実質ノンフィクションでしょう。旦那である庵野カントクとの夫婦生活を描いた漫画、というより庵野カントクの生態観察日記という方が適切な気がする。天才というのはえてして奇行に走るというけれど、この人もかなり強烈。動物性たんぱく質を一切食べないという話を読んで、「やっぱりそうなのか!」と興奮してしまった(綾波レイが肉を食べないのはカントクの好き嫌いから、というのはちょっと有名な話)。安野モヨコというと恋愛漫画家というイメージがあり(読んだことないので間違ってたらすいません)、ヒゲのおっさんのどこが良かったんだろうと思ってたけど、作品全体がカントクへの愛情に満ち溢れていて、結婚した理由がなんとなくわかった。そういう部分をひっくるめて、楽しく笑い飛ばせる漫画。


監督不行届 (Feelコミックス)

監督不行届 (Feelコミックス)