9月ももうすぐ終わりですね

というわけでアニメ感想、の前に最近読んだ漫画。

• ちょこッとSister

表記が小うるさい（ちょこっと→×、シスター→×）ことで有名なこの作品。ネット全盛のこの時代、表記の違いで検索ひっかからなかったりするようなタイトルは損だと思うけど、まあそれはいいや。アニメ版では斎藤桃子が主演してたという理由での購入だったで、最初はほとんど義理だったんだけど、読み始めたら止まらなくなって毎日買い足し、全巻あっという間に読み終えた。一番すごいなーと思ったのは、この竹内桜という作者のマンガ的演出手法の上手さ。特に、台詞のないコマでの心理描写が絶品。視線とか、ちょっとした仕草とか、そういうところから台詞以上に伝わってくるものがあった。そういった演出も、もちろん土台となるストーリーあってこそのもの。おバカな話もあれば、ちょっとイイ話もあって、毎回楽しませてもらえた。ぱっと見の「幼女漫画」という一言で片付けるには、あまりにもったいない作品。かなりヒット。

• 夏のあらし！

スクールランブルの作者、小林尽の作品。マガジンで連載中の人が他紙でも描くって、めずらしいんじゃなかろうか。スクランとはずいぶん毛色が違って、SFテイストを加えたちょっとシリアス路線。まだ全貌は掴めないながらも、壮大なストーリーが随所に見え隠れしている。冒頭がちょっと突拍子もない感じで、スクランのようなテンポの良さはないので、掴みが弱いのが気になった。きっとこれからだと思うので、打ち切りにならないことを祈る（人気出てるのかな？）。

で、アニメ。数多いから、小出しに行くのです。

• らき☆すた

ネットでは賛否両論、喧々囂々、よくも悪くも話題をさらった番組。正直、後半はだいぶダレた。が、こなたの両親の話とか、ラストエピソードとか、見るべき部分も多かった。そのへんはやっぱり京アニの力だと思うし、京アニ制作じゃなければ、空気アニメとして見向きもされなかったとも思う。自分は毎週楽しく見られた。黒井先生萌え（そこかよ）。

ちょこッとSister 1 (1)

夏のあらし! 1 (ガンガンWINGコミックス)