サガ2所感

まだ更新をあきらめたわけではない!


先週、待望のSaga2のDSリメイク作「サガ2 秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY」が発売された。事前の公式サイト情報からは危険な香りしかしなかったので、過度な期待は禁物と自制していたのだが、そうは言っても自分の中では1,2を争うほど大好きなゲーム。やっぱりどこか楽しみだったわけだ。


そんな心境で発売を迎え、今日で約1週間。結果はどうだったかというと、現在は3週目の中盤さしかかるぐらいのところ。連休中は本当にひきこもってサガ2ばっかやってた。それだけの出来だった。


何がよかったのかを考えると、旧作ファンありきのゲームであることを制作陣がきっちりわかっていたことが最大の原因なのかなと思う。旧作の台詞は極力生かされているし、追加要素を一切排除してプレイすることも可能。大味でありながら絶妙なゲームバランスも健在で、ライトに遊ぶことも、激しくやり込むことも自由。これだけ納得いく形で仕上がってくれて、本当にうれしい。


というわけで、現在はモンスター4人でプレイ中。今回はモンスターも強化されていて詰まる要素はないので、今週末にはクリアできるだろう。ここまではさらっと流してきたので、4週目はガチでやり込む予定。

2009北海道旅行5,6日目(北斗星編)

うえの

5日目後半、というか寝台列車北斗星」乗車記。今回の旅行の目的の半分が納沙布岬訪問、残りの半分がこれ。というわけで、めちゃめちゃ期待しながらの乗車。


今回利用したのは、Bソロ。一般に寝台というと二段ベッド型を連想するが、Bソロは、それをカプセルホテルみたいに上下を別室に区切った形になっている。こう書くとすごく狭そうに聞こえるが、寝るスペースは軽く寝返りがうてる程度あるし、中で完全に立ち上がることはできないけど、座った状態で手を上に伸ばせるぐらいの高さもある。きちんと鍵付きの扉で区切られていて、プライバシーも安心。こんなスペースがB寝台と同じ料金、つまり一番安い値段で乗れるとあって、いつもすぐに売り切れてしまうのだが、今回はたまたまキャンセル待ちでチケットをゲットできた。ラッキー。


とりあえずヘッドマーク撮影せねばと思ってホームの端っこにいたのだが、連結車両が多いため、先頭はホームからはみ出す形になっており、写真に収めることはできなかった。仕方ない、これは帰りの楽しみとしよう。


というわけで、早速乗車。今回、僕が利用したのは上段。かなり高い位置になるので、ホームの人を見下ろすと、なんか偉くなった気分になれる、ふふん。荷物を降ろしてくつろげる体勢を整えているうちにホームを発車したので、とりあえず車内販売でつまみとビール購入。PC広げて、ワンセグでナイター観戦(この日はちょうど、札幌でオールスターだった)して、なにこの天国wwwwとか思ってたら、そのうち電波が悪くなってネットもワンセグも繋がらなくなった。ちっ。


外を見ると、海沿いを走っていた。どうやら室蘭本線の湾沿いらしい。外が暗くなりつつあったので、部屋の明かりを消して、しばらく外の景色をつまみに酒を飲む。まだこの時点でビール3本しか飲んでないよ!


で、 21時になってお待ちかねの食堂車パブタイム。21時までは完全予約制で豪華なディナーが楽しめるのだが、お値段はそれ相応なわけで、庶民は21時以降の予約なし時間が狙い目になる。といっても、やはりシェフの手による本格料理なので、安いものではないのだが、こんな機会滅多にないもんね。今回頼んだのは、ビーフシチューとワイン。ちょうど函館に差し掛かるタイミングだったので、その夜景を楽しみながらワインを傾ける。「快速ミッドナイト」が運行中止になってから、函館は通過するだけになっちゃったな。今度北海道に来るときは、函館に行こうと決意。



その後、自室に戻って、またぼーっと外の景色を眺める。青函トンネルまでは起きていようと思ったが、暗くてどうせ何も見えないだろう、それより早起きして朝の景色を楽しむほうがいいなと思ったので、早めに就寝。ベッドの寝心地は悪くなかった。何回か目は覚めたけど、基本ぐっすり。まあ明るかろうが、騒がしかろうが、どこでも寝られる体質なんだけど。


翌朝、5時頃起床。日の出を拝もうと思っていたが、すでに日は昇っていた。この時点で、場所は仙台あたり。昨晩は寝る前は海沿いだった外の景色が、山の中に変わっていた。身支度をしてから、時刻表で到着時間を確認したりしつつ、基本まったり。


6時半になって、朝食販売開始のアナウンスが流れた。ちんたらと食堂車に向かったら、すでに人がいっぱい。一旦自室に戻り、30分後に出直し→まだ混んでる→30分後に出直し→まだ混んでる……を繰り返し、結局食事にありつけたのは8時ごろだった。


朝食のお値段は1600円。これまたお安くない値段だが、鮭のソテー、ウィンナー、スクランブルエッグ、サラダ、等々とかなり豪勢。食後のコーヒーの前にはフルーツジュースも付くし、何よりロケーションというか、ショバ代。大きな窓から流れる景色を楽しみながらの優雅な朝食!この楽しさを考えたら、むしろリーズナブルといえるだろう。もちろん、料理自体もまいうーです。


食事が終わって自室に戻ると、町並みがだんだん都会のものに変わっていった。ちょっと寂しさを覚えつつ、残り時間わずかになって、名残を惜しむ。


そして9時40分ごろ、定刻どおりに終点、上野駅に到着。出発時に撮りそびれたヘッドマークもばっちりゲット。東京は暑いし、人も多いし、帰ってきたんだなあとしみじみ実感しながら帰途につく。楽しい5泊6日の旅行もこれにて終了。お疲れ様でした。


というわけで、ようやく旅行記を書き上げたが、結局一月半もかかってしまった……。まあ書かないよりはマシか。

2009北海道旅行5日目(札幌・小樽編)

るたお

5日目。夕方から寝台列車北斗星」で帰途に着くため、帰宅は翌日だけど実質の最終日。札幌を大きく離れるわけにもいかないので、小樽でも行こうかなー位で細かい予定は何も立ててなかった。結果的にこのせいでもったいない時間の過ごし方をするわけだが、旅行のたびに毎度同じことやって、まったく学習する気配がないな、自分。


そんなノープランだったので、ギリギリまでホテルに滞在して10時前にチェックアウト。札幌から小樽まで30分強、昼飯を小樽で食べるために、11時ごろ札幌を出発しようと思い、なんとなくデパートへ行く。


そこで第一の不幸が、デパート内にアドアーズがあったこと。第二の不幸が、MJ4(咲バージョン)がうっかり目に入り、なおかつ早朝でクレジット2倍サービスをやっていたこと。いつもどおりすぐ負けるだろうと思って、300円ほど投入したら、勝つわ勝つわの大連勝。9級とかだったのがいきなり1級まで昇格。そして気が付けば、お昼はとっくに回っている。貴重な時間がもったいない!


しゃあないので予定を変更し、るるぶ様にお伺いを立てつつ、お昼は札幌のラーメン屋へ。味噌ラーメンなのにさっぱり系という変り種だったのだが、なかなか旨かった。生姜が入ってるのがポイント。


そこから小樽へ移動。海沿いを走るので、景色が楽しい。ここで気付いたのだが、2日目の車窓から拝んだのは太平洋。3日目はオホーツク海。そして今日は日本海。見た目で違いなんてわからないんだけど、こんなことできるのは北海道だけだなーと思い、ちょっとうれしかった。


小樽は、記憶が確かなら6年ぶり。とても懐かしい気がした。ちょうどお祭り開催中だったらしく、賑やかな街中をぷらぷらと歩き、レトロな雰囲気を楽しんだ。そして、何の気なしに食べた山中牧場のソフトクリームが旨かった。山中牧場って何?


小一時間ほどで小樽は撤収。その途中、2日目の釧路までずっと一緒だったギター青年と再会。そして、札幌にて北斗星の入線をホームで待っていたら、3日目に根室で同じツアーに参加していた人とも再会。どんなフラグだ、これは?まあ、別に話しかけたりしないわけだが。




長くなったので、今日はここまで。次は北斗星乗車から帰宅まで。

2009北海道旅行4日目

とけいだい

4日目。今日は石北線で西に向かい、旭川経由で札幌へ向かう日。夕方には到着し、比較的温い行程の予定、だったのだが……。トラブルが発生したのは最初の降車駅、北見。


ここまでの道中、根室や網走といったかなり寒い地域ばかりだったのに加え、天気に恵まれなかったこともあり、涼しい夏の北海道を満喫するというよりは、寒さと戦う日が続いていたのだが、本日は快晴。そして北見まで移動したことで気温も適度に上がり、非常に気持ちのいい日だった。そんな状態で電車待ちの時間、駅前を散歩して過ごし、さあそろそろホームで待とうと10分前に駅に戻った瞬間、なぜか目の前を通り過ぎていく電車。あれ?慌てて調べたところ、電車の時間を間違えていたらしい……。


慌てて時刻表を調べると、1本遅らせることによって、16時札幌到着の予定が、23時半になることが判明。恐るべし、北海道。今日の札幌行きを諦めることも考えたのだが、特急を使えば旭川で追いつけることがわかった。というわけで、無駄に5000円の出費は発生したものの、快適な特急列車に乗れたし、今回の旅を彩る一つまみのスパイスだと思うことにしよう。そうに違いない。旭川でラーメン食う時間がなくなったおかげで駅弁のかにめしが食えたんだ!


そんなわけで、トラブルはあったものの16時には札幌到着。もはや見飽きた感のある時計台をさらっと撮影して、すすきのに予約してあった宿で荷物を降ろし、ひと段落。街をブラブラして久しぶりに都会気分を味わった後、有名なジンギスカンのお店、「だるま」へ。ジンギスカンをおいしく食べるコツは、焼きすぎないこと!噛むたびに口の中に広がる肉汁を楽しみつつ、ビールと共にたらふくいただいた。北海道最高や!


食後は、ほろ酔い気分でまた街中をプラプラ。すすきのって、おもしろい街だと思う。飲み屋の連なる歓楽街の顔があり、若者の集う遊び場の顔があり、ちょっと裏に入ると風俗だらけのおピンクな顔もあり。この融合が醸し出す雰囲気が好きなのかも。そんな感じで、4日目も終了。

2009北海道旅行3日目

とうっ!

3日目。本日は観光バスで納沙布岬へ行く日だが、あいにくの雨模様。とはいえ、今回の旅行の1番の目的は「目指せ、北海道最東端!」だったので、当然のごとく決行。しかし、雨自体はそれほどでもないんだけど、風がとにかく強くてカサを差すのが大変。駅前でその状態だったというのに、海沿いの岬なんて行こうものなら、その惨状たるや推して知るべし。


そんな状況で、バスで30分ほどかけて岬まで移動。そしてバスから降り立った瞬間、襲い掛かる突風。5分後には、他のツアー参加者の分も含め、カサは軒並みヘシ折られる。しかたないので雨は諦めて濡れながら歩いた。しかし、上着こそ準備していたの、足元はノーガードのサンダル装備。冷たい雨と激しい海風に晒されて、芯から凍える。北方領土資料館の中に入った時、暖房が入っていたことに心から感謝した(注:当日は7/22です)。


端っこポイント繋がりということで、どうしてもおととし訪れた稚内のノシャップ岬と比較してしまうのだが、いかんせん華がないというか、観光スポットとしてのアピールが足りない気がした。理由の一つとして、「最東端を表すモニュメントがない」事が挙げられるのだが、理由を推測すると、北方領土返還を求める立場上、ここが東端とは宣言できないんだろう。稚内北方領土問題と無関係とはいわないけど、やはりすぐ横に島が見えている根室と比較すると、その重みが全然違っているんだろう。


ツアーは3時間ほどで終了し、すぐに次の目的地に向けて、昨日通ったルートを2時間ほど移動。13時ごろに釧路に到着、昼飯求めて駅前の和商市場へ。ここでは有名な、自分で好きな刺身を選んで丼に乗せる「勝手丼」を食べた。ウニ、イクラ、ホタテ、エビなどをどっさり乗っけて、花咲ガニの味噌汁を付けて、お値打ち価格の2000円。どのネタもおいしかったのだが、中でも漁獲量の少なさから幻と言われる、ブドウエビの甘さにとろけそうになった。


旨い魚に舌鼓を打ったら、今度は本日の宿泊地である網走に向けて移動。最初は山の中だった景色が、少しずつ海沿いのそれに変わっていき、寂しげなオホーツク海が見えたときにはちょっと感動した。


網走には17:30に到着したが、ある目的のため、大急ぎで本日の宿のチェックインを済ませ、荷物を置いて直ぐに駅にトンボ返り。その間、わずか20分。その目的というのは、2駅先である女満別の温泉。乗り継ぎがかなり厳しかったのだが、なんとかセーフ。


この温泉も事前調査済みだったのだが、苫小牧のコンビニと同じパターンで、地図では近そうに見えるけど歩くと駅から15分。これまた乗り継ぎの関係(お察しの通り、電車の本数がやばいくらい少ない!)で滞在可能時間が90分ほどだったので、あまり長風呂は楽しめなかったが、すっきりさっぱり、非常に気持ちよかった。これで500円はお得だ。


その後、網走に戻ってから晩飯求めて歓楽街へ。駅から10分ほど歩くと、それなりに飲み屋が集まっている場所に出た。地方では、駅前が最も栄えてるとは限らないというパターンだね。稚内根室と比べると、かなりお店が多く、町としては網走の方が大きいんだなと感じた。適当な寿司居酒屋を見繕って、寿司を食いながらビールと熱燗を少々。特別旨いというわけでも安いわけでもないんだけど、居心地のいいお店だった。こういう店がうちの傍にあればいいんだけどな。


駅前の電光掲示板にて。12℃。普通に寒いけど、納沙布岬はもっと寒かった。確実に一桁だったことだろう。


宿に戻ったら、すぐに就寝。旅行中は早寝早起きが基本です。

2009北海道旅行2日目

新夕張にて

2日目。いつもなら、はまなすで終点の札幌まで行くんだけど、今回は最初の目的地が根室であるため、早朝5時に苫小牧にて下車。駅前にコンビニはないんだけど、事前に位置を調査済み。朝食求めて歩いたのだが、地図の縮尺をイマイチ把握できてなかった。割と近くだと思っていたのだが、歩いてみたら普通に20 分以上かかった。往復で約50分。まあ、1時間の電車待ち時間を潰すのにはちょうどよかったんだけどね。


追分から新得を経て、お昼に帯広に到着。豚丼を食べるつもりでお目当ての店を事前に決めていたのだが、なかなか発見できず。やっとのことで見つけた時には、次の電車の出発時間ギリギリ。仕方がないのでお弁当にしてもらって、電車内で食べた。所詮は豚肉とあなどっていたが、食べてビックリ。霜降り部分のうまみと、甘辛さが絶妙なタレ、そして圧倒的なボリューム。特上とはいえ、1300円でも安すぎると思った。今回の旅行の、ベストコストパフォーマンス賞をあげたい。しかし持ち帰りのできるお店でよかった、よかった。


そこから釧路を経由して、今日の最終目的地である根室に着いたのが19:00ごろ。道中は「こんな駅誰が使うんだよ!」的な秘境駅満載で、とても楽しかった。で、根室。駅前には一応何件かお店はあったけど、選択肢は多くない。それを見越して今晩の宿は食事も付けておいたんだが、正解だったっぽい。駅から徒歩2分のその宿は、だいたい予想通りのちょっと古臭い民宿だったが、料理はそこそこだったかな。根室名物、真っ赤な殻が特徴の花咲ガニがまるごと1匹。あまりのボリュームで、全部は食いきれなかった。無念。


飯食って、風呂に入ったらとっとと就寝。2日目終了。

2009北海道旅行1日目

はまなす

2年ぶりに5泊6日で北海道ひとり旅行ってきた。ルートは、青森から函館経由で北海道入りして、苫小牧→帯広→根室→釧路→網走→旭川→札幌という感じ。もちろん、例によって18きっぷ(もどきの北海道&東日本パス)を利用しての鈍行の旅。というわけで、旅行記なぞ書いてみる。


1日目、ひたすら電車乗るだけの日。早めに5時半ごろ家を出て、上野7:00発の電車よりスタート。ところが、事故の影響だかなんだかでダイヤが数分遅れ。東北まではひたすらタイトなタイムテーブルなので、数分遅れで乗り過ごすとえらいことになるため、戦々恐々としていたが、午前中にはなんとか正常ダイヤに戻った。


お昼は仙台で牛タン弁当を食べた。弁当箱の下から出ている糸を引くと、科学のパワーでアツアツになるというもの。乗り継ぎがわずか15分しかないため、改札外の弁当屋までダッシュ!暖まるまで5分待たないといけないので、実質3分くらいでかきこんだ。でもめっさうまかった。


その後、盛岡あたりの電車で同じ弁当を食べている人を発見。よく知らずに膝の上で糸を引いたもんだから、やたらと熱そうだった。そして車内に蔓延する牛タンの匂い。科学のパワーをなめてはいけません。


そんな感じで、ほとんどノンストップのまま青森に21:20ごろ到着。駅前の飲み屋で刺身と地酒をいただき、夜行列車はまなすに乗る。どうせ明日は平日だし、空いてるだろうと思ってギリギリにホームに行ったら、思いのほか混んでいて、残り一つだけ空いていた席をゲット。あぶねー。


はまなすはリクライニングがついてるだけの普通の席なんだが、疲れていたためか、結構普通に寝られた。函館で車両の繋ぎ換えを見物するつもりだったが、その気力もなく。そんな感じで1日目は終了。